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導入事例(お客様の声)

株式会社日建学院 様

国土交通省「一級建築士・二級建築士定期講習」のDX
——全国受講可能なオンライン学習体制を構築

・定期講習の義務と学習環境の公平性を両立。
・地方、多言語、インタラクティブ対応で次世代型教育モデルへシフト。

・企業・団体名:株式会社日建学院

・所在地:東京都豊島区池袋2-38-2 COSMY I(one)-5F

・関連サイト: https://www.nik-g.com/

・電話:050-1807-1920

ONLINE FACE®導入にあたって

講習名: 一級建築士・二級建築士定期講習

建築士定期講習は、建築士としての資質向上と法令遵守を目的に、3年ごとの受講が義務づけられている講習です。

対象は設計や工事監理などに従事する一級・二級・木造建築士で、未受講のまま業務を行うと法令違反となる場合があります。

講習では、倫理、最新法改正、技術動向、過去の事故事例などを学びます。

受講後には確認テストが行われ、合格者に修了証が交付されます。

この修了証は、登録更新などの際に必要な法定書類です。

導入背景

建築士事務所に所属する建築士に対し、定期講習の受講が義務付けられています。

これは、建築士事務所に所属する建築士については、設計・工事監理等の業務を行うことができることから、業務の実施に当たり必要となる能力を確実に身につけておく必要があるため、3年毎に、最新の建築関係法規等について習得していただく趣旨のものです。

建築士定期講習の意義より、地方・遠隔地に住む受講者にも平等な学習機会を提供できる環境を提供するため導入に至りました。

導入効果(経過状況)

オンライン化により、全国どこからでも受講できる体制が整い、地方・遠隔地に住む受講者にも平等な学習機会を提供できるようになりました。

加えて、天候や災害などによる移動困難時にも講習を滞りなく実施でき、受講機会の安定確保とリスク対応力の強化にも寄与しています。

受講者の業務スケジュールや家庭の事情に応じて、自宅や職場など柔軟な環境で学習できるため、受講完了率や満足度の向上が見られました。

また、日程変更や会場調整の負担も軽減され、申込管理や運営上の煩雑さが大幅に削減されています。運営経費の効率化が実現し、将来的な講習価格の安定化やサービス品質の持続的な向上にもつながっています。

今後の展望など

 

  1. ハイブリッド型講習の拡充

完全オンラインと集合型を柔軟に組み合わせた「ハイブリッド型講習」の整備を進め、多様な学習スタイルや企業研修ニーズに対応していきます。個別最適化された学びの場を提供することで、より深い理解と参加満足度を実現します。

 

  1. インタラクティブ要素の強化

これまでの一方向的な映像視聴型から、チャット、クイズ、リアルタイムフィードバック、VR・AR教材の導入など、双方向性を高めることで、学習定着率と集中力の向上を図ります。

 

  1. 学習データの利活用による個別支援

受講ログやテスト結果などの学習データを蓄積・分析し、AIによる進捗管理や学習アドバイスを行うことで、受講者一人ひとりに最適化された支援を提供します。

 

  1. 海外・多言語展開の検討

今後は外国人技能実習生や海外現地法人のニーズを視野に、ネパール語・ベトナム語などによる多言語対応のオンライン講習を推進し、グローバルな人材育成の一翼を担う体制も視野に入れます。

 

  1. 業界横断型の連携と標準化

建設業に限らず、他産業や自治体、教育機関との連携を視野に入れたオンライン講習の共通基盤づくりに取り組みます。デジタル教育の社会インフラ化に貢献できる体制づくりを目指します。

 

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