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コスモ石油株式会社四日市製油所 様
入構者安全教育をDXで革新― 業務フロー再設計とオンライン講習で現場の生産性と安全性を両立!
・大規模なTA時(定期整備)の入構者急増に対応し、ペーパーレス化とAI本人認証を活用した新たな安全教育体制を構築。
・初回から93%がオンライン受講、協力会社の負担軽減と業務の効率化・生産性向上に貢献。
・企業・団体名:コスモ石油四日市製油所
・所在地:〒510-0022 三重県四日市市大協町1-1
・WEB:https://www.cosmo-energy.co.jp/ja/company/group/cosmo-coc/office/yokkaichi.html
・電話:0593-54-8744
ONLINE FACE®導入にあたって
講習名:入構者安全教育
製油所では、入構者が安全に作業を行えるよう、安全教育の受講とテスト合格を条件に入構証を貸与しています。
本講習は、入構前に受講いただく安全の基本教育です。
導入背景
定期的に実施される大規模なTA(定期整備)では、通常の数倍以上の入構者が発生し、書類不備や受付の混雑、受講調整や教育実施の工数増加、入構証カード作成の手間など、さまざまな課題が顕在化しました。
さらに、作業員の待機時間の発生や、大規模会場(体育館等)での開催特有の課題も顕著でした。
対面講習では受講枠の調整が必要となり、申請手続きは紙ベースで煩雑だったため、申請企業側にも大きな負担が生じていました。
これらの課題解決を目的に、入構申請処理業務フローの再設計とオンライン安全教育サービスの選定を行い、導入に至りました。
導入効果(経過状況)
・入構申請処理の業務設計を見直すことで、既存業務を最適化し、受付業務と教育プロセスを統合。入構管理との連携を強化し、ペーパーレス化・データ化を実現。
・TA期間中、受講者の93%がオンラインで受講。対面開催の回数を削減し、臨時開催も不要に。
・オンライン教育の導入により、受講場所と時間を問わず対応が可能となり、作業予定に合わせた柔軟な入構が実現。
・受講調整が不要となり、従来の受講日・人数制限による工事調整の課題を回避。
・AI特許技術を活用したオンライン本人確認と不正防止対策により、セキュリティレベルを確保。
・対面講習と同等の教育水準を維持。
・協力会社の生産性・利便性も向上し、事前の来所が不要に。特に遠方からの参加者にとって利便性が大きく向上。
・感染症対策としても有効に機能。
今後の展望
・オンライン運用の定着とさらなるオンライン受講率の向上
・講習内容のブラッシュアップ(内容・表現の更新)
・教育システムと入構管理システムとの連携強化
・受付業務の簡素化とQ&A対応のチャット化による省力化